
日本サッカー協会は10日、3月30日にアウェーで予定されていたワールドカップ(W杯)アジア2次予選のモンゴル戦を日本で開催すると発表した。オンライン取材に応じた反町康治技術委員長によると、モンゴルでは新型コロナウイルスの影響で6月末まで国内で国際試合を行えず、同国連盟から日本で開催したいとの意向が示された。
双方で協議し、アジア連盟(AFC)の承認を受けた。試合はモンゴルのホーム開催として扱われ、会場の千葉市のフクダ電子アリーナはモンゴル側が選んだ。試合開始は午後7時半で、無観客で実施される。
日本では新型コロナ対策の入国制限が続く状況で、反町委員長は「ハードルをうまく越えられるように働きかけていくしかない。粛々と準備していく」と話した。〔共同〕