スーホ 馬頭琴で表現 魚津・清流小で朗読、演奏 – 中日新聞

朗読と馬頭琴演奏で「スーホの白い馬」の世界を児童に伝えた大野由加さん(左)とデルゲルマーさん=魚津市清流小で
 モンゴルの民族楽器、馬頭琴の由来にまつわる民話「スーホの白い馬」を朗読と馬頭琴の

朗読と馬頭琴演奏で「スーホの白い馬」の世界を児童に伝えた大野由加さん(左)とデルゲルマーさん=魚津市清流小で

朗読と馬頭琴演奏で「スーホの白い馬」の世界を児童に伝えた大野由加さん(左)とデルゲルマーさん=魚津市清流小で

  • 朗読と馬頭琴演奏で「スーホの白い馬」の世界を児童に伝えた大野由加さん(左)とデルゲルマーさん=魚津市清流小で

 モンゴルの民族楽器、馬頭琴の由来にまつわる民話「スーホの白い馬」を朗読と馬頭琴の演奏で表現するコンサートが二十六日、魚津市清流小学校であった。民話を国語の教科書で習った二年生七十四人が、民話の世界をより深く楽しんだ。

 魚津市教委の主催で「音楽のまちづくり事業」の一環。モンゴル出身のプロ奏者、デルゲルマーさん=新潟県長岡市在住=が、市音楽コーディネーターの大野由加さん=金沢市在住=の朗読に合わせ、時にゆったりと、時に激しく馬頭琴を奏でた。

 曲は大野さんが朗読文に合わせ、モンゴルの伝承曲に馬のいななき、疾走するひづめの音などの効果音を配し、独自に構成した。

 デルゲルマーさんの馬頭琴と大野さんのピアノによる「我が心のゴビ」の演奏もあった。

 大野さんは「今、コロナ禍でみんなも思いっきり歌えないかもしれないけれど、音楽には思いを遠く、深く届けさせる力がある」と児童に呼び掛けた。伊東凜さん(8つ)は「音楽が加わることで、白い馬の話が本当にあったように思えた」と話した。 (松本芳孝)

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