大相撲の西横綱鶴竜(35)=本名マンガラジャラブ・アナンダ、モンゴル出身、陸奥部屋=が、進退を懸けて出場する予定だった春場所(14日初日・両国国技館)を一転して休場することが11日、決まった。休場は5場所連続でさらに苦しい立場になるが、師匠の陸奥親方(元大関霧島)によると師弟で話し合い、鶴竜の意思を尊重して現役続行を確認した。
同じく4場所連続休場中の東横綱白鵬(36)=本名白鵬翔、モンゴル出身、宮城野部屋=は出場を明言した。1月の初場所は新型コロナ感染で休んでいた。
陸奥親方は鶴竜が9日の稽古で左太ももの肉離れを負い、四股を踏めない状態と説明している。
【共同通信】