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大相撲の元横綱・日馬富士のダワーニャム・ビャンバドルジ氏(36)が13日、城西国際大大学院の修了に際し、千葉東金キャンパスで行われた学位記授与式に出席。執筆した「『新モンゴル日馬富士学園』創設プロジェクト―全身全霊で行う小中高一貫教育―」が優秀論文賞を受賞した。
現役時代から慈善活動を精力的に行い、18年9月には「新モンゴル日馬富士学園」を開校。生徒たちへの教育には、自身が来日してから学んだ相撲道や礼儀、日本の文化、道徳を取り入れた。今回は論文の執筆にあたって、生徒や保護者、教職員を含めた約3000人にアンケート。学園で取り入れた礼儀や道徳教育の効果や感想を調査したという。
2年間、ビャンバドルジ氏を指導した孫根志華教授は「教育について熱心に勉強していた。さすが横綱。別の世界でも横綱になってくれた」と称賛。ビャンバドルジ氏も「無事に卒業式を迎えることができました」と感謝した。今後も「教育に力を入れていく」という。
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