
新型コロナウイルスの影響により延期になっていたW杯アジア2次予選が、約1年4ヵ月ぶりに再開される。 【画像】西川、佐々木、古橋、川辺らが意気込みを語る 最終予選進出に向けて、3月30日に開催される“負けられない戦い”の相手は「モンゴル」だ。 3月22日に行われた日本代表の練習初日で森保一監督は、選手たちにこう活を入れた。 「自分を出せなかったとか、もったいない振り返りにならないようにどんどん自分を出して欲しいし、コミュニケーションを取って、お互い知り合って、ピッチ上で力を発揮できるように。
『これまで一緒にやってないから』とか、そんな言い訳いらない。日本のために戦って我々は勝って、いろいろな人に喜んでもらう。自分たちも価値を上げるために、しっかり準備していきましょう」 森保監督は欧州組9名とJリーグで活躍する14名を招集。 今回は、日本代表国内組であり、Jリーグで活躍する4人の選手にインタビューを行った。 西川周作選手は所属する浦和レッズでリカルド監督と交わした約束、佐々木翔選手は対人に負けない強さ、古橋亨梧選手は、同じ高校で今回も代表に選ばれている南野拓実選手の話、川辺駿選手はプロ9年目で叶えた日本代表選出などを、熱く語った。
西川周作「気づけば最年長。価値のあるプレーを」
GK・西川周作選手(34)は、代表招集時の浦和レッズ・リカルド監督の反応を聞くと「僕自身、リカルド監督に『なんとしても日本代表に復帰したい』という話はしていた。(代表に選ばれて)監督も非常に喜んでくれて、『夢をこれからも叶え続けてくれ』と、『帰ってきた時にチームに還元して欲しい』と言われました」と明かす。 同郷の友であり、同じく日本代表に選ばれた松原健選手については「健とは長い付き合いなので、健の活躍はどこへいっても、チェックはしていた。今回同じA代表でプレーできるのはうれしく思っていますし、一番に健に連絡して『代表選出やったね』って喜び合った」と話した。 また、日本代表で戦う心構えを「僕自身、気づけば最年長。今回の代表に関しては最年長なので、日本代表の価値を高めるプレーをしっかりとしていきたい」と、気を引き締めていた。