大迫がハットトリック、モンゴルに14-0…サッカーW杯2次予選 – 読売新聞

大迫がハットトリック、モンゴルに14-0…サッカーW杯2次予選  読売新聞…

 サッカーの2022年ワールドカップ(W杯)カタール大会アジア2次予選F組、日本代表―モンゴル代表は30日夜、フクダ電子アリーナ(千葉)で行われ、日本が大迫のハットトリックなどで14-0とモンゴルに圧勝。2次予選通算5戦5勝とし、最終予選進出に大きく前進した。

 試合は立ち上がりから日本のペース。13分、南野がゴールほぼ正面から、左足で狙いすまして得点を決め、先制。南野はこれで予選5試合連続ゴールとした。

 さらに、23分には細かいパス交換から最後は大迫がGKと一対一になり、冷静にゴールに流し込んだ。26分には鎌田が右サイドの伊東のクロスに合わせて3点目を奪った。

 日本は攻撃の手を緩めない。33分には縦パスに抜け出した伊東がグラウンダーのクロスを中央へ。守田がこれをゴール左へ突き刺し、4点目。39分には、再び右サイドから攻め、松原のクロスが相手選手に当たってゴール右に吸い込まれた。

 後半開始から日本は、浅野(パルチザン)を守田に代えて起用した。

 55分、鎌田のパスをゴール正面で受けた大迫が、落ち着いてゴールに流し込み、この試合2点目を挙げた。

 日本はいずれも代表初選出のDF中谷(名古屋)とMF稲垣(名古屋)を、吉田と鎌田に代えて投入。その稲垣が、すかさず68分に得点。大迫のパスをペナルティーエリア内のゴール正面で受けて、落ち着いて右隅にけり込んだ。

 その後、DF畠中(横浜M)とMF古橋(神戸)をピッチに送り込んだ。

 さらに73分、伊東がシュートのこぼれ球に反応し、チーム8点目を挙げた。さらに5分後には、伊東のクロスのこぼれ球を古橋が頭で押し込み、9点目。直後には伊東が自身2点目、チーム10点目を挙げた。

 そして87分には、古橋が抜け出してGKと一対一に。落ち着いてゴールに流し込んだ。ロスタイムには浅野、大迫、稲垣もゴールを決めた。

 2次予選は、日本にとって1年4か月ぶり。この試合は、無観客で行われた。

 先発メンバーは次の通り。

 ▽GK 権田(清水)▽DF 松原(横浜M)、小川(F東京)、冨安(ボローニャ)、吉田(サンプドリア)▽MF 守田(サンタクララ)、遠藤(シュツットガルト)、南野(サウサンプトン)、伊東(ゲンク)▽FW 鎌田(フランクフルト)、大迫(ブレーメン) 

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