介護などを学ぶ専門学校を運営している室蘭市の学校法人が、モンゴルの大学と交流協定を結び、留学生を受け入れることになりました。
室蘭市で22日に行われた締結式には、北斗文化学園の澤田豊理事長とモンゴル文化教育大学の牧原創一理事長が出席し、学術交流協定に関する覚書に署名しました。
北斗文化学園は室蘭市で介護や日本語を学ぶ専門学校を運営し、覚書では今後5年間、人材育成交流の一環として学生の交換留学をはじめ、教師や職員の交流などを行うとしています。
モンゴルの大学の学生や卒業生は早ければ来年4月から室蘭市の専門学校に留学し、日本語の向上や介護福祉士の資格取得を目指して学び始めるということです。
モンゴル文化教育大学の牧原理事長は「北海道はモンゴルに気候が似ている部分もあり、人気があります。日本の技術を若い人たちに身につけてもらい、モンゴルの発展のために役立ててほしい」と話しています。