東京オリンピックのモンゴルの射撃の代表選手らが茨城県桜川市で行う予定だった事前合宿を行わないという連絡が、モンゴルの射撃連盟から市に来ていたことがわかりました。
桜川市は東京オリンピック・パラリンピックのモンゴルのホストタウンに登録していて、市内に県営のライフル射撃場があることなどからモンゴルの射撃連盟との間で、オリンピック代表選手らの事前合宿を行うことで平成29年に合意し、準備を進めてきました。
ところが、日本とモンゴル、それぞれの新型コロナウイルスの感染の状況や対策について情報を交換するなかで、今月15日、モンゴルの射撃連盟から「訪日後、事前合宿は行わず直接、選手村に入る」という連絡があったということです。
桜川市は、詳しい理由はわからないとしたうえで、「正式な文書による回答をお願いしていて、本当に事前合宿を行わないか確認を進めている状況だ」と話しています。