『Ghost of Tsushima』秀逸なオープンワールド時代劇! 吹く風にさえ意味がある【2021GW特集】 – 電撃オンライン

『Ghost of Tsushima』秀逸なオープンワールド時代劇! 吹く風にさえ意味がある【2021GW特集】  電撃オンライン…

※『ゴースト・オブ・ツシマ』は、CERO Z(18歳以上のみ対象)のソフトです。
※18歳未満の方は購入できません。

 2021年のゴールデンウィーク特別企画として、電撃オンラインがユーザーにオススメしたいタイトルをプッシュ!

 この記事で紹介するのはSIEのPS4用ソフト『Ghost of Tsushima』。その特徴や魅力を熱く語ります!

侵略されし対馬で生き延びた侍……その苦悩と生き様を体感!

 “映画のような体験”をしたい! そんな貴方にはオープンワールド時代劇アクションADV『Ghost of Tsushima(ゴースト・オブ・ツシマ)』がおすすめです。

 時は鎌倉時代。モンゴル軍が日本へ侵攻した史実“元寇”をテーマとした本作では、対馬の侍・境井仁の生き様が描かれていきます。

 オープニングでプレイヤーの目に飛び込んでくるのは、仁を含む80人の対馬の侍、そして彼らと対峙するコトゥン・ハーン率いるモンゴルの大軍です。名乗りを上げた対馬の侍が炎に包まれたのをきっかけに、両軍ははじけるように開戦!

 誉れを胸に突撃する侍たちでしたが、そこは多勢に無勢。圧倒的に不利な状況はくつがえることなく、伯父で地頭の志村は捕らえられ、仁自身も敵の放った矢に倒れます。

 万事休すかと思われたその時、仁を死の淵から呼び戻したのは一陣の風……。本作において“風”の存在は重要で、仁の亡き父の意思が宿った“誘い風”が島の各地へと導く役割を果たす他、ムービーやメニュー画面で吹きわたる風が対馬の大自然を感じさせてくれます。

 モンゴル軍の侵攻を許した対馬でからくも生き長らえた仁は、苦渋の決断を迫られることになります。侍としてこのまま勝ち目のない戦いを挑むか、それとも邪道な手段を用いて勝機を見いだすか。

 侍の誇りを捨ててしまえば、唯一の身内である伯父を裏切ることになる。しかし、手段を選ばずに戦う“冥人(くろうど)”とならなければ、伯父はおろか島民を救うことさえかなわない。

 誇り高き侍でありながらも、しだいに冥人へと染まっていく仁の葛藤や、不意にみせる人間臭さが共感を生み、プレイヤーはますます『Ghost of Tsushima』の物語に引き込まれていくのです。

オープンワールドで描かれる美しい対馬を駆け回る楽しみ

 ススキが生い茂る野原、鮮やかな紅葉の小道、銀杏におおわれた森……。物語の舞台となる対馬の大地には、日本の自然が再現されています。

 オープンワールドで描かれる美しい世界で、モンゴル兵と刃を交えてストーリーを進めていくのも、島の各地に点在する神社や秘湯をめぐるのもプレイヤーの自由です。

 旅の途中で息をのむような印象深い光景に出会ったら、ぜひ足を止めて“フォトモード”で撮影を。色補正やエフェクト・天候・仁の表情の切り替えといった多彩な機能を駆使し、貴方だけの1枚を撮影してみてはいかがでしょうか。

 “映画のような体験”という決まり文句がぴったりの本作は、先日映画化が発表され、その言葉が現実のものとなりました。発売から約10カ月経つ今もなお、熱を帯び続ける『Ghost of Tsushima』。その魅力に触れて、対馬に吹きわたる風を感じてみてください!

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