JFA(日本サッカー協会)は5月13日、ワールドカップ・アジア2次予選兼アジアカップ予選、グループFの残り6試合を、日本でのセントラル開催で行なうことを発表した。
その初戦となるのが、5月28日のミャンマー戦だ。
コロナ禍の影響のみならず、ミャンマーでは2月1日の国軍によるクーデターの影響が色濃く、同国のサッカー連盟の申し入れによって、3月25日に日産スタジアムで予定されていた日本代表との試合も延期となっていた。
クーデターから100日以上経った現在でも国軍による弾圧と、人々の抗議活動の狭間でいまだ政治情勢が不安定な同国との対戦は、果たして実現できるのだろうか。
13日に、オンライン上でメディアブリーフィングを行なったJFAの須原清貴専務理事は、ミャンマーについて質問を受けると、現状をこう明かした。
「ミャンマー協会とは密に連絡を取っています。そのうえで、『来れる』『来る』という明確なお話を頂いています。さらに、こちらでトレーニングもしたいという話も頂いています」とクーデター直後は連絡も取れなかった状況からは改善されているという。