
東京オリンピック・パラリンピックの大会前に海外選手が日本で調整する事前合宿について、県内で静岡、焼津、伊豆の国の3市が選手団の受け入れを断念したことが18日、毎日新聞の取材で明らかになった。新型コロナウイルスについて、海外選手や市民に対する万全の感染拡大防止策を講じられないことなどが理由。
静岡市はオリンピックでモーリシャスの柔道など、スペインのバドミントン、台湾の陸上競技の事前合宿を受け入れる予定だった。だが、5月上旬に受け入れの断念を決定した。担当者は「受け入れた際、貸し切る施設の感染症対策や…