千鵬が序二段初優勝「横綱みたいな力士に」白鵬がスカウト – goo.ne.jp

千鵬が序二段初優勝「横綱みたいな力士に」白鵬がスカウト  goo.ne.jp…

<大相撲夏場所>◇13日目◇21日◇東京・両国国技館

横綱白鵬にスカウトされた西序二段35枚目の千鵬(18=宮城野)が、東序二段84枚目琴前田を寄り倒して7戦全勝とし、初めての序二段優勝を果たした。

得意の右四つ、左上手に組むと、土俵際まで寄り立てて体を預けた。「最初は右差して前に出ようと思ったけど、流れの中で差せなくて、押してからまわし取って攻められたと思います」と振り返った。

中学を卒業して19年名古屋場所で初土俵を踏み、4月に18歳になったばかり。日本人の父とモンゴル人の母を持つ。生まれはモンゴル・ウランバートルだが、母の仕事の関係で日本とモンゴルを行ったり来たりの生活だったという。小さい頃から白鵬のファンで「横綱が負けたら、泣いていたりしていた」。白鵬と知人で、柏市相撲連盟の永井明慶氏の紹介で宮城野部屋に入門。白鵬からは普段「僕はまだ痩せている方なので『体重を増やせ』と言われる」という。

最高位は西序二段3枚目と思うように番付を上げられなかったが、きっかけとなりそうな序二段優勝。「これからも稽古をちゃんとして、もっと上に番付があるので頑張っていきたい。横綱みたいな力士になりたい」と今後の意気込みを語った。

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