行方で「モンゴル給食」 – 朝日新聞デジタル

行方で「モンゴル給食」  朝日新聞デジタル

 ▽行方市で「モンゴル給食」 東京五輪・パラリンピックでモンゴルのホストタウンとなっている茨城県行方市で10日、市立中学3校、小学校4校、幼稚園3園で、モンゴル料理の給食が提供された。昨年11月に市地域おこし協力隊員になった、同国出身のボルド・ゾルジャルガルさん(38)のレシピを元に、市内2カ所の給食センターが計2600食を調理した。

 麻生小(成島崇之校長、児童355人)3年2組にはボルドさんが訪れ、モンゴルの人口は約330万人だが面積は日本の約4倍あることや、遊牧民族であり4歳から馬に乗る練習をすることなどを紹介した。

 メニューは、揚げギョーザに似た「ホーショール」、炒めた肉と野菜を麺と一緒に蒸す焼きうどんのような「ツォイワン」など。永尾莉乙(りお)さん(9歳)は「パンもギョーザもモチモチでおいしかった」、ボルドさんは「子供たちがお代わりしてくれたのがうれしかった」と話していた。(村山恵二)


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