
ワールドカップ・アジア2次予選のモンゴル戦は、14-0というスコアで日本が勝ったね。これで日本は2次予選5連勝で、最終予選進出に王手をかけることになった。
正直、どう評していいのか分からない試合だよ。東京都リーグでも優勝できるか分からないようなレベルの相手に対して、最後まで真面目にやった日本がゴールショーを見せてくれた。それが「アジアの現実」なんだ。
もちろん、これは予選だからこなさなくてはいけない試合だ。でも、こういう試合をやっているうちはアジアのレベルは上がらないし、世界との差も縮まらないよ。日本の選手たちは勝つために、ゴールを奪うために一生懸命やったし、モンゴルの選手たちもイエローカード1枚ももらわずに最後までフェアプレーを貫いて戦ってくれた。
ピッチで戦っている選手たちは何も悪くないよ。じゃあ、なぜこういうミスマッチが起きるのか。ハッキリ言って、予選のシステムに問題があるとしか思えない。日本がこういう試合を戦わなければいけない意味が分からないし、モンゴルにとってもこれでは強化にはならない。どちらにも不幸なマッチメイクだ。