モンゴル代表“日本から1点”目指し奮闘 監督は「結果だけにこだわりたくない」 – デイリースポーツ

モンゴル代表“日本から1点”目指し奮闘 監督は「結果だけにこだわりたくない」  デイリースポーツ…

 「W杯アジア2次予選、モンゴル0-14日本」(30日、フクダ電子アリーナ)

 日本代表はFW大迫勇也のハットトリックなどゴールを重ね、日本代表にとってW杯予選史上最多を更新する14得点で大勝した。対戦したモンゴル代表のボジク監督は「自分としては結果だけにこだわりたくないと思います」と、自チームの選手への思いを語った。

 試合終了間際まで失点が続く苦しい展開となった。監督は「こういう結果になった試合に対して、分析をするのは難しいですし、分析をするのは意味はないと思います」と率直な思いを語った。

 ただ、選手たちは、「とにかく得点をしようとモチベーションは高かったです。私たちの試合前の目標は、この試合で1点でも入れようというものでした」と、最後までゴールを目指して諦めなかったと振り返った。

 日本チームも貪欲に得点を重ねていたが、「日本チームも今回、非常にやる気があったと思います」と言及。「そのやる気のもととなっているのは、自分たちひとりひとりの選手がW杯でポジションがほしいという意欲があったからです。1年以上前にモンゴルと日本が戦った時とは状況が違います。本当に日本の選手はモチベーションが高く1点でも多く取ろうとしました。そういう中で、経験の差が大きく、これだけ大きな差がついてしまいました」と語った。

 0-14の結末を「(人は)結果だけを見たらよくないと思うかもしれません。人が覚えているのは結果だけですから」と受け入れたボジク監督だったが、その上で、「しかしながら、この試合に関してはいろいろな側面から見ることができますので、自分としては結果だけにこだわりたくないと思います」と思いを述べた。

 本来この試合はモンゴルのホームで行われるはずだったが、モンゴルの新型コロナウイルス対策の影響で、来日し“ホーム扱い”で試合を行った。こうした事情については言い訳にはしなかった。

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