日本サッカー発展のためにサッカーに必要な製品を提供するフットボールギアと間瀬秀一コーチのコラボで行われた強化スクール。静岡県西部トレセンの小学5年生23人を集めて行われた内容を紹介する。1回目はサッカー選手が速く走るための姿勢、トレーニングを学ぶ。 【動画】速く走るための横向き腿上げトレーニング
間瀬秀一( ませ・しゅういち)
モンゴル代表監督
1973年10月22日生まれ、三重県出身。日体大卒業後にアメリカ、メキシコ、グアテマラ、エルサルバドル、クロアチアでプレー。2003年より千葉でイビチャ・オシム監督の通訳を務める。2007年より千葉、岡山、東京Vでコーチ、2015年より秋田、愛媛の監督を歴任した。2020年6月より愛知県リーグのワイヴァンFCのポリバレントコーチに就任、幼児からトップチームまで全カテゴリーの指導に携わる。また、一般社団法人日本スプリント協会を設立し、サッカーの現場でスプリントの指導も行っている。2021年4月8日、日本サッカー協会のアジア貢献事業の一環として、モンゴルのフル代表とU-23代表の兼任監督となることが発表された。
一般社団法人日本スプリント協会の速く走るためのトレーニング基礎編 基本姿勢 両足の間を3cm開け、つま先は真っすぐにして骨盤を前傾させる。おへその下2cmのところをcm奥に押して、少し胸を張る。横から見ると、手は体の真横にピンと伸ばし、耳、肩、腰の骨、くるぶしがほぼ一直線になる。
ポイント:ボールを止めるとき、走るとき、ターンするときもこの姿勢がいい。
スタートモーション 基本姿勢から片足を2足分下げ、前足の股に紙を1枚挟むイメージで45度まで前傾する。イメージより少し倒すくらいで、前足とは逆の手を前に出す。スタートして5mくらいまで45度前傾、その先は上体を起こしていく。
ポイント:足が速い人は体の前ではなく、後ろで腕をしっかり振ることによって前への推進力を生み出す。スタートしたら、腕を後ろに思い切り振る。
サッカークリニック編集部