
大阪・泉佐野市は東京オリンピック・パラリンピックに出場するウガンダの選手団の事前合宿を今月中旬からホストタウンとして受け入れることになりました。
予定どおり来日すれば、関西では初めての事前合宿となります。
泉佐野市がホストタウンとして受け入れるのは、東京オリンピックに出場するウガンダ代表のボクシングと水泳の選手、それにパラリンピックに出場する水泳とバドミントンの選手らとコーチなど、あわせて20数人です。
今月中旬に関西空港に到着したあと市内のホテルに宿泊し、1か月余りの間、市内や近隣の市で練習を行うということです。
全員が新型コロナワクチンを接種したうえで来日し、移動は専用のバスを使うなどして外部との接触を断ち、市民との交流会や練習の見学会は一切行わないということです。
東京大会の事前合宿には、1日からオーストラリアのソフトボール代表が来日し、群馬県太田市が受け入れを始めましたが、ウガンダの選手団が泉佐野市で事前合宿を予定どおり行えば、全国で2番目で、関西では初めてです。
泉佐野市は、来月にはモンゴルからの選手団3人も受け入れる予定で、宿泊費用などとしてあわせておよそ7150万円を補正予算案に計上しています。
千代松大耕 市長は、「これまで準備を進めてきたので、もしオリンピックが開催されないことがあっても、今はホストタウンとしての役割をしっかりと担いたい」と話しています。