
大阪府泉佐野市は31日、東京五輪・パラリンピックで同市がホストタウンとなるアフリカ東部ウガンダの選手団が、6月16日に来日予定と明らかにした。モンゴルの選手も7月中旬の来日を目指している。ただし新型コロナウイルスの感染対策のため移動や宿泊で一般客と接触しないようにし、計画していた市民との交流イベントも取りやめる。
受け入れるのはウガンダのボクシング、水泳、バドミントンなどの選手団と、モンゴルのマラソン選手団計20~30人。国から指示された感染防止策に従い、宿泊先のホテルのフロアを貸し切りにし、練習場所などへの移動は公共交通機関を使わず、市の公用車などの使用を想定している。
市は感染防止策を含むホストタウン事業費約7千万円を計上した総額約3億2千万円の令和3年度一般会計補正予算案を、7日開会の定例議会に提案する。