来月4日から始まる大相撲名古屋場所の番付が発表され、先場所、10勝をあげた岩内町出身の一山本は東の前頭17枚目に番付を上げ新入幕を果たしました。北海道出身力士の新入幕は、平成31年初場所の矢後以来、2年半ぶりです。
一山本は岩内町出身の27歳。
番付を上げて東十両8枚目で迎えた先場所は、身長1メートル87センチの長身からくりだす突っ張りを武器に10勝5敗の2桁勝利をあげ、名古屋場所の番付では東の前頭17枚目に昇進し、新入幕を果たしました。
また旭川市出身の旭大星は、先場所は9勝6敗と勝ち越し、東の十両2枚目に番付を上げました。
一方、芽室町出身の矢後は、先場所は西の幕下筆頭で勝ち越し、西の十両14枚目に番付を上げ2場所ぶりに十両に復帰して相撲をとります。
モンゴル生まれで札幌市で育った北青鵬は、先場所6勝1敗と勝ち越し、西の幕下2枚目に番付を上げました。
このほか、夕張市出身の北大地は東の幕下37枚目に、札幌市出身の萩原は西の幕下56枚目に、それぞれ番付を上げました。
萩原は初めての幕下昇進です。
大相撲名古屋場所は、名古屋市の愛知県体育館で来月4日に初日を迎えます。